原価で建てる家造り:長澤建築サポート
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最近増えてきた原価の家って?
最近増えてきた原価の家って?

 
当社が開業した2002年では、まだ原価の家づくりというのは誰もやっていなかったのですが、最近は当社と同じようなスタイルで営業している設計業者が増えてきているようです。
しかし原価の家づくりというのはそう簡単に真似できるものではありません。
原価の家づくりは幅広いスキルが必要か?
原価の家づくりは幅広いスキルが必要か?

家づくりというのは大きく分けたとしても、
「営業・設計・管理」という三人の専門家が必要になり、 とても幅広い知識が必要になります。
しかも実際にはこの三人の中でも業務が分散されているので、それらを踏まえるとかなり膨大なスキルが必要となります。

原価の家づくりというのは、 本来の「建築主→工務店→職人」という流れを「建築主→職人」というようにダイレクトにお客様と職人を結び付けようとするものであり、そうすることによって本来あいだにはいっている工務店を省いてしまうというシステムです。

でも実際にはすべてを省くということは不可能ですからあくまでも工務店という仲介的な分野をなくし、より実践的に現場レベルに落とし込むという意味において、その工務店の立場を十分に補える設計者なり管理者がその代役を果たすということになります。

したがってこれを実行しようとすれば当然ながら その設計者なり管理者には、 高い施工管理能力と協力業者(下請け業者)さんとの信頼関係が必要であり、最低でも現場最前線での実務経験が10年以上、そして経営等の主要ポスト内での実務経験が 5年以上なければ、このシステムを利用して 商品価値の高い住宅を提供していくことは不可能です。

10年現場経験が必要か?
なぜ10年の現場経験が必要か?

 

これは大きな理由としては二つありますが、ひとつは単純に現場での指導管理能力があり、工事現場においては工事中ありとあらゆる問題が起こる可能性がありますので、それらの問題を一通り経験するには単に現場監督としての仕事を覚えただけでは問題にならず、極論を言ってしまえば10年に1回あるかないかというような大きな問題も乗り越え、それらを解決してこなければ大切なお客様の家づくりを支えることができない。

ふたつ目は、ある程度継続された環境における特定の職人さんとのコミュニケーション、そして不特定の職人さん(新規業者等)への管理指導などを10年もやっていれば、それは次第に施工会社(職人)と管理者という立場だけではなく、個人と個人という開かれたコミュニケーションへと進展していきますから、管理者がきちんと現場管理をしていれば、自然と施工会社(職人)も仕事という枠を超えて一生懸命やってくれるようになります。

ですから単に企業で10年間現場監督やってました・・・
などのような場合は該当せず、どのポジションでどのような経験をしてきたかということが重要だと思います。

戦後すさまじい勢いで発展してきた日本は、かつては国際競争力が1位だった頃もありますが、今や21位 (2005年度)まで転落している。

これはある程度大きくなった会社が品質の格差をなくし、個人の能力に影響されない会社にする為に、何でも分業化して個々の能力レベルの低下を招いてしまったからだと思います。

幸いにして私が一番長くお世話になった会社では、営業及び設計、並びに現場監督や経理業務の一部、そしてパートの仕事のようなものまでもやらされていましたので、そこで業務の一連の流れを学ぶことができ、更には与えられない仕事までも率先して何でも前向きに覚えようと、毎日が好奇心の塊でしたから現在このシステムを運用できているのだと思います。

一歩間違えれば危険な家づくりとは?
一歩間違えれば危険な家づくりとは?

 
それを軽く考えてしまうと、その結末はとても危険な家づくりに取って代わってしまうということは大体ご想像できるのではないでしょうか?
今は仕事を取りたい一身で、普通の設計業を営んでいる設計屋さんが、一級建築士という名のもとに原価の家づくりを真似するというのはとても危険すぎますし、そのような行為はかえってお客さんに不利益をもたらします。
肩書きの社会ですから一級建築士という肩書きについ信頼感を抱いてしまう気持ちはわかりますが、資格だけで信頼するのはやめましょう。
私自身も実際に開業当初は、一級建築士試験対策のソフトを開発し、副室長として合格物語というソフトをつくっていました。
なにが言いたいかと申しますと、資格と実務はまったくの別 物だということです。
このことは実際に全日本建築士会も認めていることです。
なぜ一級建築士の教材をつくったか?
なぜ一級建築士の教材をつくったか?

 
私がなぜ一級建築士という教材を開発したかというと、資格と実務を少しでも近づける活動をしたいからです。
今の資格制度は2005年の構造計算偽造問題からもおわかり頂けるように、資格があっても、一級建築士を持っていても構造計算ができないのです。
素人の方は一級建築士を持っていれば誰でもマンションの構造計算くらいはできるだろうと思われているかもしれませんが、実際はそうではなく、資格を持っていても構造計算をできる人間はほんの一握りなのです。
私は開業当初、いや、年齢でいうと25歳の時にはこの資格制度に大きな疑問を感じており、いつかこの制度を改革したいと思っていました。
そのためにこれからも教材の開発を進めていきます。
回答者  長澤 崇史
(有)埼玉建築職人会代表取締役社長
有限会社埼玉建築職人会
代表取締役社長
(有)埼玉建築職人会
住所: 埼玉県川口市芝6299番地
Tel: 048-265-1295
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