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欠陥住宅
実際に欠陥住宅を見てみましょう!

 カビだらけの壁  カビだらけの天井  安かろう悪かろう  通気胴ぶちの施工ミス

 断熱工事の施工ミス 屋根材の品質
 カビだらけの壁
断熱材やその断熱材を使用する工法により、壁の中で非断熱部分(断熱されていない部分)が生じたり、また、壁の中で空気が対流することがあります。
グラスウールの施工を間違えると、壁の中で発生した結露水を吸収し続け、構造体は絶えず濡れた状態となり、カビが繁殖し腐り始めます。更に、カビを餌にしてダニも発生し増殖し続けます。一時期問題となったハウスダストによるアレルギーの要因にもなっています。
以上の理由から、当社では繊維系の断熱材の取り扱いには細心の注意を払って施工しています。
■築20年の住宅を解体したときの断熱材はカビだらけ!
壁の中でも結露は発生します。
壁の中でも結露が発生
湿った断熱材が白蟻の侵食を手伝う!
湿った断熱材に白蟻の侵食
 カビだらけの天井
使用する断熱材やその断熱材工法により、壁の中で非断熱部分が生じたり、また、壁の中で空気が対流することがあるというのは「壁」の部分でご説明差し上げましたが、実は施工法王によっては天井のほうがよりその影響が大きくなるケースが少なくありません。
グラスウールを採用した天井面では、下記のように施工方法によって結露を繰り返し、断熱材をカビだらけにします。
そして我が家には関係ない・・・
TVを見てそう言っていた方がまさか自分が恐怖のアレルギーで悩まされることになるとは・・・
そう、このようなケースが決して珍しいものではないので、もしかしたらこれをみている方のご自宅の天井はカビだらけかもしれません。
■築15年のリーフォーム現場
カビで真っ黒になった繊維系断熱材
カビで真っ黒繊維系断熱材
 安かろう悪かろう
今はまさしく高断熱高気密ブームです。
そんな中で無知な工務店や大手ハウスメーカーが多いことに私は本当にビックリしています。
顧客へのプレゼンでは100ミリの断熱材を入れているから暖かい家になりますよ〜 なんて言っている事でしょう。
しかし雨天でこのような断熱施工をしていてはまったく一貫性のない話であり、顧客の家造りへの思いは無残にも切り裂かれてしまいます。
■なんと無残!!断熱材がビショ濡れ

ビショ濡れ断熱材
カビの繁殖君

断熱材というのは温度変化から住環境を守るための材料を言い、繊維系の断熱材が濡れてしまえばその時点で断熱性能は著しく低下します。
そして現在の住宅は気密性が高くなってますから乾きにくいのです。
乾きにくい=カビの繁殖
気密性が高い乾きにくい現在の住宅
 通気胴ぶちの施工ミス
通気胴ぶちの施工ミスについて 現在建てられている多くの住宅では、外壁と構造躯体との間に通気を設けているのが一般的です。 今回はその通気を確保するための施工方法についてご紹介致します。
下の写真は一見何事もない工事中の建物のように見えますが、実は『通気胴ぶち』と呼ばれる空気層を設けるためのふかし材の施工が適切ではありません。
画像
この通気胴ぶちの施工においては、窓廻りの空気の流れを阻害しないように窓枠から30ミリ程度のクリアランスを確保しなければなりませんが、こちらの建物においては窓枠まで通気胴ぶちが伸びてしまっているのがわかります。夏場などに蒸れた空気が外壁内を移動する際にスムーズな移動ができないため、下地材の劣化を早めてしまいます。正しい施工は下記のイラストのようなイメージとなります。
画像
ハウスメーカー断熱工事施工

こちらはその名を聞けば誰もが知っている日本を代表する超大手ハウスメーカーの施工によるものです。
この写真は天井裏を撮影したものですが、本来この天井面には断熱材が入っていなければなりません。
この記事を書いているのが平成27年の2月ですが、今から約2年と少し前(平成24年)の大規模リフォームで家の内部を大幅に直した物件です。
ご家族のひとりが病に倒れ、退院する前に家族で介護ができるようにと老夫婦が大切な預金を切り崩して決断した一大プロジェクトで、この企業に託したリフォームの結果です。

上の写真の配管が通っていますが、この天井裏部分は建築基準法にて断熱材を入れるように定められておりますが、その断熱材が全く入っていない。それと通常ならこちらは壁のボードも張りなおしているので、最低限左側に見える壁の断熱材がカビで真っ黒になっているのですから交換すべきものです。もっと言えば手前から3つ目の壁断熱材は上の梁に届いていません。このような工事で建売なら1棟建ってしまうような資金を費やしているとは悲しい限りです。

通常は下の写真のように天井面に断熱材を敷きこまなければなりません。

この時期はちょうど住宅エコポイントを利用できる時期でしたが、その住宅エコポイントの利用もせず、なおかつ介護認定が5の要介護者ですから住宅改修による補助金も利用できましたが、その住宅改修も利用していない。
年金暮らしの家計を圧迫しています。

屋根材の品質
こちらは日本を代表する超大手ハウスメーカーによる施工のアパート。

築10年程度ですが、屋根材がハウスメーカーのオリジナル品で、高額なわりには屋根の上を歩くだけでパリパリと割れてしまう。
この程度の年数でこのような症状になってしまうのは完全に商品開発の落ち度だと考えます。

屋根の状態

このように全体的に相当数が割れていました。
点検時に屋根の上を歩くだけでパリパリと音を立ててわれてしまいます。

そこで弊社で屋根材の張り替え工事を行いました。

まずは既存屋根材の撤去を行った様子です。
高額な屋根材を採用しているわりには安価な下地シートが使用されていました。

弊社ではすべて上質な下地シートで施工しています。

既存の下地シートの上に上質なシートを重ね張りします。
このシートの品質を上げるだけでもだいぶ屋根の耐久性が向上します。

屋根仕上げ材施工後

これで無事に解決しました。
こちらは通勤通学に利用される大変人通りの多い道路沿いですので、破損した屋根材が風で落下して通行人がケガでもしたら大変なことになります。

大手ハウスメーカーのオリジナル商品には、このように自社でしか採用されていない材料も多いので、十分な検証が行われずに採用されるとこのような結果を招くことになります。

埼玉県の新築、リフォームなら「原価で建てる自然素材の家」(有)埼玉建築職人会にお任せ下さい。
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