原価で建てる家造り:(有)埼玉建築職人会
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木構造 【こだわりの材木で無垢の家づくり】
構造材の選択 ⇒上棟:建て方 ⇒木造:躯体工事⇒木造:造作工事⇒
木造:土台引き

当社は下記のようなプレカット工場と提携しております。 当社の構造材はここで製材されて出荷されます。

■加工工場

下の写真では、木材がどのくらい水分を含んでいるのかを確認しています。 木材は乾燥しているほど強度が増大し、そりなどの狂いが生じにくくなるのです。
当社は、乾燥材を使用しているため、一般のグリーン材と呼ばれる未乾燥材と比較すると、強度が高く、狂いも最小限になります。
  材料の加工精度においても、ひとつひとつ手作業で確認しております
上棟:建て方(2)
土台は柱などの構造躯体を組み上げていく上でなくてはならない重要な構造体の一部です。
基礎工事が完成すると、まずはじめに建物の位置を正確に基礎に墨だし、
その墨に従って土台を敷き込んでいきます。 当社では土台にはヒノキを使っています。
■作業風景 ■土台敷き込み後全景
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■土台の固定  
1 土台
土台はアンカーボルトという専用の金物で2メートル以内の間隔で固定します。 ■土台引き
上棟:建て方(3)
今は本当にいろいろな工法があって、一体我が家にはどんな工法がいいのだろうか? 
そう悩まれている方も多いのではないでしょうか?
しかし現実的に住宅においては強度的にも熱効率的にも木造が一番適しているのです
木造の中では一般的にツーバイフォーか在来工法しかないので、その二つを比較してみると柱や梁をダイナミックに使って素敵な住空間を演出してくれるのは在来工法です。
確かに普通に施工すれば強度はツーバイフォーのほうが強いのですが、当社では、外壁の下地前面 に構造用合板を張っており、更に床においても床下地全面 に24ミリもの厚みのある構造用合板を張ることにより、ツーバイフォー住宅以上の強度を併せ持つことが可能であり、最も信頼性の高い工法です。 それだけではなく、従来の在来工法の強度を発揮する筋かいは構造計算通りに入れていますので、在来工法の強度を発揮しつつツーバーフォーの強度を併せ持つという驚異的な工法を採用しております。
また、必要に応じて構造計算による確認を行うため、根拠のある構造耐力が得られます。
■木造軸組在来工法
左の写真では2階建ての屋根の梁に乗っかっている鳶さんですが、見ているだけでもちょっと怖くなりますよね。
でもさすがにプロです。梁の上をひょいひょいと歩いてしまうのですから。 写真は6寸檜の大黒柱にゴッツイ太鼓梁を乗せているところです。弊社の構造材はオール無垢材を採用し、基本的に土台と柱はすべて紀州産の檜を使用しています。
■当社の軸組み工法(4)
下の写 真はごく一部の柱の状態ですが、この柱は約1.5トン以上の引き抜き力に耐えられるように設計してあります。 そしてさらに下の写 真では ”なっなっなんと! 約3.5トン以上の引き抜き力に耐えられるように柱の構造設計をしてあります。
  ■柱の引抜き金物(4)
そして梁についても気になるところですよね?
下の写 真は2階の梁のジョイント(梁と梁の継ぎ手)を撮ったものですが、このジョイントについている金物770キロの引っ張りに絶えられるものです。
間柱・開口補強枠・根太レス
続いて『間柱・開口補強枠・根太レス』についてご紹介します。
大事な部分ですのでもう少しお付き合いくださいね。
まず間柱ですが、間柱というのは柱と柱の間にある材料で、壁をつくるのに必要になる材です。
壁をつくる下地だとご理解ください。
通常この下地材に使用される間柱は幅が10.5センチで厚みが27ミリのものになります。
当社ではこのサイズの材料ではきちんとした壁の下地という役割を果 たせないと考えており、幅12センチで厚みが45ミリの間柱交互に使用しています。
つまり通常の1.5倍以上の大きさをもつ材料を使用しているのです。
ではなぜこのような45ミリという大きな厚みをもつ材料が必要になるのでしょうか?
それは外壁の「構造用合板の継ぎ手」には最低限その幅が必要だからなのです。
住宅金融公庫においても構造用合板のジョイント(継ぎ手)部分には厚み45ミリ以上の材を入れ、釘の間隔を15センチ以内に打ち付けると言う規定があります。
しかし現実的にはコストの問題から、外壁を構造体に直接打ち付けられている家も未だにあり、下地の構造用合板が張られていない建物が存在するのも事実です。
下地の構造用合板がなければ、サイディングを柱や間柱に直接留めることになりますが、このような納めかたは非常に危険です。
注文住宅では、このような肝心な外壁部分において手抜き工事をすることが許されません。
当社では頑丈な壁を提案しているため、写 真のように大きな間柱を入れています。 そしてサッシなどの開口部においても長命住宅には必要不可欠な補強枠を間柱と同じ材料でつくりあげているのです。 この開口部廻りの補強材も通常より強度のある材料を推奨しています。
床(剛床)

そして最後にご紹介したいのは2階の床です。
通常は構造体(梁)の上に床の下地である根太という床の受け材を打ち付けて、そこに直接フローリングを張ってしまうという簡単なつくりなのですが、 当社では現在の地震の危険性に配慮して、床にも構造用合板を全面に張り、その上にフローリングを張っています。
こうすることにより、地震などの外力に大きな水平剛性で対抗することができ、建物を震災から守ってくれます。
そればかりでなく、物を落とした際の「カ〜ン」というような音に対しても大きな遮音性を発揮し、快適な住空間を実現してくれます。 ちなみに、上下階の生活音が心配という方は、これとは別に謝恩マットをオススメします。

これだけ細かく構造体(無垢材)が入れられている建物を見たことがありますか? あったとしてもそれはすごく坪単価の高い家ではないでしょうか? 
もしも目の前に高品質な家づくりを裏表のない原価(仕入れ値)で建ててくれる工務店があったとしたらどうしますか

・・・そうです今ご覧になっているサイトがその工務店なのです。
木造:造作工事(5)
造作工事は、木工事の仕上げ部分を言い、和室や洋室の天井化粧板仕上げなどを言います。
■木造軸組在来工法
私の提案する家づくりは決められた枠が一切ありません。 ですからそのお客さんに出会ってからはじめてどのような建物や空間を提案するかを考えます。
上の写真は私の提案ならではのケースですが、このように梁を見せたり2階の天井を屋根と同じ形(勾配天井)にしてその部分にムクの木を張って仕上るということもすべてこのお客様だけの一品料理です。 通常はある程度天井や壁の仕上げというものも決まっており、それを変更するには高い追加金額を請求されることになりますが、私は原価で家づくりを提案しているため、良い商品を安く提案させていただくことが得意なのです。 ですからこだわりを持つお客様は大歓迎です。というより「こだわりのないお客様」はお断りさせて頂きます。
上の写真は2階の子供室です。
この上部にはロフトがあり、写真ではロフトの床にきれいなベニヤを張ってそのまま仕上げとした例です。 弊社は屋根断熱を採用しているので、小屋裏空間を利用しなければ損です。そこでほぼすべてのお客様に何らかの形で小屋裏空間の利用をオススメしています。 それは、勾配天井の吹抜けであったり、ロフトであったり、小屋裏収納であったりします。 断熱がしっかりしているから小屋裏空間も暑くありません。
木造:土台引き(6)
構造躯体というのは骨組みのことで、在来工法では柱や梁などから組み立てられた骨組みのことを言います。
昔は釘を使用しないで建てられていました。この場合、大工さんの技術力により大きく左右されてしまい、仮に外部から大きな外力(地震など)が加わった場合、 材木の特性をよく把握して乾燥して反ってしまうことなどをあらかじめ予測しながらしっかりと継ぎ手などを作りこんでいれば大きな強度を発揮してくれますが、 何も考えずにただ材木を加工して組み上げるだけでは時間とともに乾燥収縮した際に継ぎ手が緩んでしまい、地震などの大きな力に対抗できなくなってしまうのです。
■木造軸組在来工法の代表例
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どうでしょうか? 
これは筑波山神社の拝殿ですが、この拝殿はなんと130年以上も経っているのですが、まだまだなんともありません。
というよりは、おそらく新築時よりも経年美が加わり、かえって美しくなっているのではないでしょうか。

そして気になる土台などの湿気を持つ部分の状態ですが上の写 真をご覧ください。

とても130年間ノーメンテナンスで存在しているとは思えないほどしっかりしていますね。
これを見て私は改めて木造建築の息の長さを実感しました。
現在ではこのような高い技術力を必要とする大工工事ができる職人さんというのはほとんどいません。
そこで現在は構造躯体の加工をプレカットと言って工場で加工する工法を採用しております。
一定の品質を持った材料を厳しい管理下において加工することにより、上の写 真のような神社建築にも負けない精度を持った構造体を実現することが可能なのです。
そればかりでなく、研究に研究を重ねてつくられた補強金物を併用することにより、神社建築以上の強度が実現できるのです。

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